前橋でSS3Aを観て思った事
どこから書いたらいいか悩むところだが、前回の記事に習い、見出しから書いていこうと思う。
「これだからシンデレラはやめられない」
もしかしたら聞き覚えのあるフレーズかもしれないが、素直な気持ちを表すならこれが最適だと思う。
デレステの熱が戻り、ライブで聴いた曲にカーソルを合わせると記憶が蘇る。そして泣きそうになる。
後日談を書いても仕方ないので参戦した経緯や心情を今回もまたながーく書いていこうと思う。
(今回の記事では前回見たエビ中と比べる意図はありません。)
8月にエビ中のライブを見て、というよりそれ以前からアイマスへの熱が冷めていた私。
デレステの上位報酬を取り逃がしたりCDすら買わなくなったりと、「P」が無くなっていた。
多分原因は、疲れ。この「疲れ」に関しては後日書くつもりだ。
それ故にCD先行やゲーム先行など、チケットの応募すらしてない始末。というより期限すら知らなかった状態。
今年は行かなくてもいいかとか考えていたら幸せなことに声を掛けていただけまして、現地参戦(2日目)することが出来ました。後でも書きますが、本当にありがとう。
当日までに交通手段や携行品を細かく同期し、トラブルなく合流。いざ前橋。
初めての群馬前橋だったのだが、駅に着くなり至る所にライブ関連の看板やポップに感動。
事前にツイッターで見た通り、歓迎や町おこしの空気が凄かった。
この雰囲気はとても良い。優しい世界だった。
その後は物販に並んだり寄せ書きに参加させてもらったりライブ前特有のワクワク感を存分に楽しんでいた。
中でも凄かったサイゲームスのフラワースタンド。
毎年凝ったものなのは知っていたが今年のはあまりにも凄くて、泣きそうになった。少し泣いていたかもしれない。
直前までやっていたデレステのイベント曲、「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」が流れて、踊って。そこに好きなアイドルがいて。
2回観て2回とも泣いていたかもしれない。
ぐるぐる回って開場。
全体を見渡せる座席でテンションが上がりつつ、ちひろさんの注意事項が流れて、いざ開演!
照明が点き、出演者がライトアップされた瞬間、私は泣いた。
デレステの代表的な衣装が並んでいて、ダメだった。
ライブで泣いたのは4thのLV以来。
あの時も、モバマスの衣装を身に纏い、まるでそこにアイドルがいるかの様なステージだった。
モバマスを数年やっていてそれなりに課金もしていた分、あの衣装は込み上がるものが多過ぎた。
話戻って前橋。
「とどけ!アイドル」の後メンバー紹介しつつ、次はこの曲のフリでライトダウン。
極力初日の情報を見ない様にしていたのだが、かなりの曲数がぶっ続けで来るというを見てしまったのでここで覚悟してたのだが、まさかの「S(mile)ING!〜渋谷凛ver.〜」が開幕にぶっ込まれてそこでも号泣。
担当と名乗るのは1人だけなのだが渋谷凛は本当に好きなアイドルでファン、というのが近いと思う。
もちろん福原綾香さんも好きで、3周年のとてもかっこいい衣装、「ネクスト・フロンティア」を着て、キレッキレの振り付けで。
とてもじゃないけどコール出来なかった。
サイリウムを少し振れたくらい。
そこからはなんとか持ち直し、初めて「銀のイルカと熱い風」を現地で聞けて泣いて、色々あって「always」でまた泣いて…
というか、だいたい泣いてたと思う。
最初から最後までコール出来ずサイリウムをちょいちょい振ってたくらいだったが、途中で振らなくても良いかとも考えた。
やっぱり、しっかりとライブを観たいという気持ちと、前回のエビ中よろしく見惚れてしまうのだ。
結果、地蔵でもいいのではないかと思った。
ただ、いつもは多色式のサイリウムだったので初めて振ったUOは気持ちよかったです。
さて、終盤に入り新規ボイス組の新曲「Trust me」でやられ、フラスタでやられた「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」で(涙腺の)トドメを刺され、いよいよ最後のお願いシンデレラ!。
ここでもarrange ver.が流れ、5thSSA参加出来なかったモヤモヤが無くなった。もちろん泣いていた。
終わってみれば終始泣きっぱなしのライブ。
とても良いライブだった。
同行者と解散するまで感想を語りつつ、ヤボ用(仕事の手伝い)を済ませ深夜に帰宅。
さて、タイトル通り思った事を書くつもりなのだが今回はどうだっただろうか。
過去に参加したシンデレラガールズのライブは5回。
1stから前回の5th幕張公演を思い返してみると、今回のライブはかなり異質だと思う。
ナンバリングではないデレステの記念ライブという事もあるだろう。意図的に差別化を図ったところが随所に見られる。
まず曲目から見ていこう。
2日目の曲数は27曲。
この内、アレンジが加わっている曲が11曲もある。
1曲はダンサーによるものだが半分弱が聴き慣れていないイントロから始まるというのはかなり特殊なケースなのではないだろうか。
音色の大筋は変わってないにしろ、普段より多種多様な音楽を聴いてないとイントロだけではサイリウムの色を合わせられないんではないのかと思う。
構成も普段とは違い、曲間のMCも少なければアンコールも無しという他のアーティストのライブでも見ないセットリストだと思う。
調べた所、他のアイドルや声優のライブだと4~8曲ごとにMCや映像が流れていた。中には10数曲通しているセットリストも見つけられたが途中から1コーラスのメドレーになっていて結果尺で言うと上記の曲数分になっていた。
歌うメンバーはどうだろうか。
直前に配信された曲とCINDERELLA MASTERはオリジナルメンバーで歌っていたが、それ以外の曲はほとんどランダムのような人選に見えた。
ここにデレステらしさがギュッと詰まっていたと思う。
本来、デレステは自分の好きなアイドルでユニットを編成しMVを見ることが1つの楽しみ方でもある。モニターの演出も選曲画面をモチーフにしていたりと、あの空間自体が憎い演出になっていたと思う。
長々と今回のライブで感じた今までとの違いを書いてきたが、つまるところどうだったのかと言うと、とても素晴らしい、そして挑戦的なライブだったと思う。
ライブが終わって早1週間。
賛否両論色々見たつもりだ。
アレンジに不満を抱く人も居れば担当がその子が参加している曲を歌わなかったと嘆く人も居る。
正直、後者は私も驚いている。
いくらアレンジだからといって歌うメンバーに居ないのかと思った。
だが、決して落胆しているわけではないし、上記の感情を抱く人に対して嫌悪感を覚えるわけでもない。これに関しては担当アイドルがそこに居るか否かもあると思う。
嫌悪感を抱いてナーバスになったところで意味もないしそんな時間はもったいない。
あーそうですか、で流してしまえばいい。
要は、物事の捉え方の違いだと思う。
こういったライブや劇、お笑い、映像作品における重要な要素として「裏切り」がある。(と思っている。)
少し変化させるとそれはサプライズであったりギャップにもなるもので、意表を突く行為だ。
過去のライブで言うと5thの冒頭、誰が旗を持って先陣切って来るかとか、それこそ4thの衣装、サプライズゲストなど。
今回のライブは裏切りやサプライズの連続だったと思う。
ライトに当てられた数々の衣装、2曲目の「S(mile)ING!〜渋谷凛ver.〜」、息をもつかせぬ構成にアレンジ楽曲。新規ボイス組の完全新曲。
もちろん正面突破してきたものもある。
照明演出が素晴らしかった「クレイジークレイジー」、未だに選曲画面で泣きそうになる「always」、3周年記念曲「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」。
他にもまだまだある。
本当に1秒でも目を離すと勿体無いくらいにいいライブだった。
少なくとも私は大満足だった。
変化や裏切りを快く思わない人には今回のライブ、刺激が強いと思う。
この時点で前回の文字数も超えているのでそろそろ締めようと思う。
とても「デレステ」らしいライブで、ジェットコースターの様に目まぐるしく変化をぶつけてくる、爽快感のすごいライブ。このライブそう何度も観れるものではないと思う。この心地よい疲労感を覚えてしまうと危険なくらい、楽しいライブだった。
特製の地図や駅前の出店、各所に町おこしの雰囲気が散りばめられ、とても心地良い1日になりました。
本当にありがとうございます。また行きたいと思います。
最後に、誘ってくれた同担Pへ。
本当にありがとう。またこっちの世界に戻ってこれた気がする。
最大の感謝とありがとうをここに。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。