師匠の話
ごです。
最近は他の名で呼ばれておりますが、ごです。
師匠。
これは勝手に呼んでるだけであって尊敬してる人や恩人なんかでもいいんだけど、この2つだとちょっと畏まってる感じが出てあまり好きではないんですよね。
今日はそんな人の話。
(ここを見てる可能性がほんのちょっとだけあって見られたら恥ずかしいけど、まぁね?)
出会ったのは一昨年の年末くらいだったかな?
社員研修のような感じで入ってきたような気がする。まだそこまでの日数経ってなくて書きながらびっくりしてるけどまだ2年も経ってないのに師匠のような人なんです。
入った時から一緒のシフトが多く、よくお話してたんですがお互いに言いたいことを見抜くのに時間が掛からなかったんですよね。
「あぁ、この人(コイツ)と話が合う」
この気付きが多分1時間くらいであった。
そこからはもうお互いの好きな物を話していくんですが、この人は本質を見抜くのが本当に早くてビビる。
こういう曲好きなんですよ、って言ったら他ジャンルのこれ好きだと思うってすぐ欲しい所飛ばしてくるし触れたことない分野の話もものすごく飲み込みやすく話すから同じフィールドで話が出来る。
元営業の力を存分に浴びせられた。
見抜くのが上手いからこうしたい、これやりたいっていう注文も1から10まで瞬時に出して本当に達者な人なんだと思う。
まだ短い時間しか接してない(その後互いに退社してたまに連絡して飲んだりなんだりの付き合い)けど、これは多分才能ではないだろうなと思ってます。
師匠ってなんでも、どの分野でもソツなくこなすんですよ。
多分すごい勉強してる。
そしてそれを勉強と思ってないんです。
テレビを見てる時でも運転している時でも、色んな方向から考えてるんだと思う。
デザイン関係のお仕事をしている人が街の広告を見て凄いと思ったらどう凄いか考える様に、この人はもしかしたらそれ以上に考えてるかもしれない。
何故これが目を引くのか
配置と色なのか
そういえば前に見た広告もこういう書き方だったな
俺だったらあのモデルを使うけどこの人もいいな
この人のこういう表情は新鮮だな
多分無限に出てくる人なのかなって。
それを仕事に活かすか与太話にするかは置いといて、なんでも糧にするってのはすごいなーと。
まだまだあるよ。
師匠は自分の何倍も面白いんですよ。
これ、本当に悔しいけど面白いんですよ。
どんなお題でもホームラン打つわ悪くても2ベースくらいのヒットをバンバン出してくる。
師匠相手に笑わせようとしてもクスリともしない。ダダ滑りなんですよ。
ほんとーーうに悔しい。
今まで話してて勝てないと思った人が何人か居たけど全員関西の方で、こっちの人で敵わないと思ったのは多分この人が初めて。
踏んでる場数が違うんだろうな。
キャバクラなり普段お目にかかれないような人だったり、老若男女関係なしに師匠は強い。
自分の青さと勉強不足が露呈する。
これからも果敢に挑むよ!
あ、師匠とは一回りくらい離れています。
でもそれを感じさせないんですよね。
ノリが若い。気を抜いてる時は年相応に見えるけどその時はベロベロになってる時くらいかな。
距離感の測り方が絶妙なんですかね。やっぱり見抜く力が凄い。ずるい。経験値よこせ!
ここまで色々書いたけど、師匠と呼ぶ、呼びたいと思った一番の理由はここから書く。
師匠はしきりに会社を興して俺を引き抜こうとしてたんですよ。その名残というか籍はまだある(いつでも一緒に働ける)んだけど、要はすごい口説かれたんですよ。
口でも笑いでも勝てない、悔しいけどすごい人にお前と一緒に仕事がしたい、俺が鍛えたらどこでも働ける人になるとずっと言われてた。
もちろん自分もこの人と仕事をしたら楽しいかもしれない、この人は飽き性だから支えるか面白い方向に持ってくか、それはそれで楽しそうと思いながら。
そして言われた、ずっと残ってる言葉。
(例によってふんわり)
「俺になら騙されてもいいと思わない?」
なんつー予告と自信だ…。
でも、この時この人ならいいやと思った。生涯掛かってもこの人には何一つ勝てないだろう。そんな人と一緒に何か出来るのは幸せな事なのかもしれない。
今思うと人心掌握のプロだな。
宗教興した方がいいんじゃないかと思うわ。
確実に私はこの人に洗脳されてる。
それ以来ちょこちょこ手伝ったり遊びに行ったり、楽しくやらせてもらってます。
そういや性別書いてなかったかも。おっさんです。
寂しがり屋なおっさんです。
でも何一つ勝てないから本当に悔しい。
今までで色々言われたアドバイスが的を得ていてる分、とある一言にずっと縛られてる。
「お前は一次創作に向いてない」
これについては納得してるし、悩んでる。
知ってる人は知ってる。
この洗脳だけは解きたい。
ザーッと布団に入りながら書いたけど、伝わるかな…?
令和一発目がこれでいいかわからんけど。
寝る